Kさまに初めてお会いしたのはいつだったでしょうか…
まだ、キッチンが出来上がって間もない頃にさかのぼります。
今思えば、このお2人と私は、やたらと相性がいい
というか、ご縁がありました。
たまたま私が金沢店に行けば、金沢に遊びに
来ていた二人がお店に来たり、逆にめずらしく週末、
福井店にいると見計らったようにお越しいただいたり…
そのうち仲良くなって、
「え〜!どうせ結婚するなら、早いうちの方がいいから、
今月中にご両親にあいさつに行って、来年の今頃、式にしましょう!」
と言っていたことが現実になりました。
お家も、お2人が思っていた理想がそのまま形になっています。
私から見た感想は
「若いのに、自分たちの理想を求めて、いい家を建てている!」という事。
「とにかく一番時間を費やす家が先。式や旅行は後からでもどうにかなる」
「全部にお金をかけたくても、予算は決まっているんだから、
一番使うところ(LDK)からこだわる。他の部分は別にいいと割り切る」
この考え方って出来そうで、
なかなかできなくいものデス。
私も色々ご新築される家を見てきていますが、
みなさん大体予算は超えるので、
まずはちょっとずついろんな部分を削っていかれます。
最後には「この家のこだわりの部分って…?」
という家がほとんど。
家が建ってから口を揃えて言われることは、
「本当はこうしたかったんだけど、予算が…」
だから、どのお家を見ても、そんなに代わり映えしない
お家が多いのではないでしょうか…
そんな中、Kさまご夫妻は、こだわる部分にトコトンこだわり、削る部分はトコトン押さえる。
だから、LDKは妥協せず、予算をかけてトコトンこだわり、みんながあまり遊びに来ない2階は
トコトン押さえています。
これが出来そうで出来ない「素敵な家を建てるポイント」だと思います。
しかも、自分たちでできる部分は自分たちでチャレンジしたKさま邸。
壁の珪藻土はもちろん、
一番感激したのは、私が手書きで書いたTVボードの絵が、
ダンナ様の手によって、形になって現れたこと!
DIYの域をはるかに超えています。
おかげで腱鞘炎になってしまった手首もいい思い出(?)デス
最後に「床材を紹介してくれたおかげで、さらに満足」
と喜んでくれたくれた床材は、わが家とお揃い。
どちらが30年後かっこよくなっているか競争しましょう!
その頃には、お互い「笑いジワ」がいっぱいの、
仲のいい夫婦でいれますように… |